2日目
6:00
朋子さんの朝Yoga。
朝の空気もずいぶんと涼しくなました。呼吸を意識しながら、 顔から足先まで触れてゆっくり体をほぐしていきます。
朝のティータイム。
ミントティー、りんご、カシューナッツ、 桃は柔らかい桃とかたい桃の2種類。
信州人は固い方が好みらしい。信州はフルーツが美味しいです!!
うたさんの畑作業
ブランチに使う野菜や成長した採りごろ野菜を収穫したり、 秋蒔きの大根や葉物の種蒔きをしました。
畑は、全体的に高く伸びて茂っていろいろ混ざり合っていました。
夏野菜も終わりに近づき、 大きくなり過ぎたキュウリや枯れたインゲンなどもあります。 これは種取り用として残しておきます。 また雨による影響でトマトが割れたりもしていました。
菌床でツルボケした~と話されてたカボチャは、 葉がとにかく立派でしたが、 カボチャの実もちゃんと付いていました。
茗荷の収穫をします。 地面に妖精のような花が顔を出していました。 スーパーで売ってるのは見たことあるけど、 地面になっているのは初めて見るという人もいました。
「あった! 」と、宝探しのようにみんなで探して採りました。
人参の間引きをします。
7月にみんなで種蒔きをした場所です。 葉が大きく競り合い過ぎて、 どれを間引きくか悩ましいところですが最終的には10㎝ 間隔に開けます。
たくさん採った人参はみんなのお土産に♪ 他にもインゲンやキュウリも分け合いました。
秋蒔きでは、うたさんの大好きな大根「打木源助大根」 を蒔きます。
根ものを蒔く際は、 畝の方向にのこぎり鎌を深く刺して地中の他の植物の根を切ってい きます。できた溝に3㎝間隔に種を蒔き、 第一関節分の深さで植えます。
土を被った地面を軽く踏み種に土の水分を付きやすくしてあげます 。
ここで一般的な農法ならば、 鍬で畑を耕して土を柔らかくします。大根などは下に伸びるため、 特に深く耕すイメージがありました。しかし、 自然農法は耕しません。
ちゃんと下に伸びるし、 いけないなら上に伸びる。目からウロコです。
他にもうたさんが、 秋蒔きの牧地大根、紅心大根、 おおくら大根など紹介してくれました。数種蒔くことで、 全滅も防げます。
またまた目からウロコのバラ蒔きも教えてもらいました。
ほうれん草、大和菜、野沢菜、 のらぼう菜など数種の葉物の種を器の中でミックスさせて、 草がボーボーの畑にまんべんなく蒔きます。
そして、 草はのこぎり鎌で地表ぎりぎりの根を切りながら剥ぎ取り再び畑の 上に乗せるだけ。 表面に鎌を当てた時に自然と種に土も被さっています。
なんて簡単で楽しいのでしょう。
草の勢いが少ない、 この時期だけのお楽しみの蒔き方です。
通常の蒔き方も行いましたが、バラ蒔きは是非やってみたいです!
朋子さんの藍の絞り染め
前日、絞りを施したふんどしパンツなどを藍で染めます。
藍は7月にみんなで収穫し乾燥させたものです。
染料の作り方は、
①ホーロー鍋に乾燥藍100gに水を入れて、 煮えたところに炭酸ナトリウム、ハイドロなんとか?を加える。
②混ぜて出来たものが染料になります。
一回の藍で3回色が取れるので、同じ工程を3度やります。
温度は35度くらいが望ましい。
バケツに移した染液に、 染めムラをなくすため水に濡らして軽く絞った布をひたします。
初めは黄色い色に染まります。
取り出して空気に触れると、黄緑~ 緑~青~と、どんどん変化し藍の色になっていきました。
急すぎる展開にびっくりやら、感動らや、 自分が今藍染めを体験出来ていることに喜びを感じました。
絞りをほどいて水で洗って干して完成です。
デッキに干して並んでいる姿がとても美しい。
タミさんのスパイスクッキング
本日のブランチは三大スパイス(ターメリック、クミン、コリアンダー)を使ったお料理です。
・ゴーヤ(カレーラ)のスパイス焼き
輪切りにした種付きゴーヤに塩とターメリックをまぶしてしばらく 置き、両面を油で焼いたのも。とても簡単。
・焼きナス(ベイガンバルタ)のカレー
・オクラ(ビンディサブジ)のカレー
カレーのベースの作り方。
①油にマスタード、クミンシードを入れ加熱する。
② パチパチ音がしたら、みじん切りのニンニクとしょうがを加える。
③香りが立ったら、 みじん切りの玉ねぎを入れて透明になるまで炒める。 平らにすると早く熱が通る。
④そこに、パウダーのクミン、 ターメリック、コリアンダー、ミックススパイスを加えて炒める。
⑤刻んだトマト、塩も加え角がなくなるくらい炒めたら、 カレーベースの出来上がり!
あとは、 別に焼いた焼きナスとオクラを入れるといろんなカレーが出来てし まう。
・豆(ダル)のスープ
緑豆のひきわり、水、 ターメリック、コリアンダーとクミンのパウダーを加えて柔らかく煮たものに、 トマトとインゲン豆、塩を加える。 テンパリングしたスパイスをジュっと加えて完成。(テンパリングは、 クミン、しょうが、ヒングを油で熱したもの)
・キュウリとトマトのもろみ醤油炒め
切ったキュウリ、トマト、茗荷を炒める。
味付けはお醤油のみ。
同じスパイスなのにいろんな味がするから不思議です。
インド人もスパイスをたくさん揃えているわけではなく、 シンプルに三大スパイスとミックススパイスなどを活用し、 各家庭の味や調理方があるそうです。 今回もたみさんの楽しくて美味しい料理教室、ごちそう様でした!
紡いだ糸を織る
前日に紡いだ糸と朋子さんが染めて紡いで準備してくれた糸を使っ て、布織の体験をします。はがきサイズの台紙に5㎜ 間隔に7本の縦糸を張り、交互に横糸を織っていきます。 額縁に飾ると素敵な小さな小さな可愛い織物が完成しました。
綿花を育てる→糸にする→染める→布を織る→衣服になる。
これだけのものを、ここまで作るまでに、 どれくらいの自然や労力や時間が使われているのでしょう。
今は安く何でも買える時代です。 安いからと大量消費をし続けててよいのでしょうか?
海外の人の労力や自然を破壊し、その犠牲の上で私たちは、 モノに囲まれた幸せな?
生活をしている。 また安すぎて簡単に手に入れたモノは大事にせず、 すぐゴミ箱行きの傾向もあります。
商品が出来上がるまでと、 ゴミになったその先の事・・・ 想像力を働かせてモノと向き合う事、改めて考えさせられました。
朋子さんが言ってた「買い物は投票」 まさにその通りだなあと思いました。
あなたはどんな商品を支持しますか?
最後にみんなでシェアリング
今回の手仕事は、集中して皆静か・・・ 無言の時間が多かったかもしれません(笑) でもガンジーの非暴力や非協力の教えの事を思いながらや、 手仕事の面白さに夢中になれた時間でもありました。
私を含めた他の人の感想で、 職場の当たり前に消費する考え方とのズレがあり、 心がモヤモヤするという意見がありました。 流されて妥協してる自分が嫌になることもあります。
すぐに社会を変える事は出来ませんが、 一人でできることから初めてみること大切だと思いました。
今回の講座では、 手仕事を通して消費の考え方を意識できたので有難かったです。
手仕事も大好きなので作ってみたいモノがいくつか頭に浮かびまし た。
心を込めて作られたモノに感謝しながら大切に使える人になりたい です。
今回もたくさんの事がみなさんと共有できて、 静かだけど心はウキウキ嬉しい時間でした。
ありがとうございました。
6:00
朋子さんの朝Yoga。
朝の空気もずいぶんと涼しくなました。呼吸を意識しながら、
朝のティータイム。
ミントティー、りんご、カシューナッツ、
信州人は固い方が好みらしい。信州はフルーツが美味しいです!!
うたさんの畑作業
ブランチに使う野菜や成長した採りごろ野菜を収穫したり、
畑は、全体的に高く伸びて茂っていろいろ混ざり合っていました。
夏野菜も終わりに近づき、
菌床でツルボケした~と話されてたカボチャは、
茗荷の収穫をします。
「あった!
人参の間引きをします。
7月にみんなで種蒔きをした場所です。
たくさん採った人参はみんなのお土産に♪
秋蒔きでは、うたさんの大好きな大根「打木源助大根」
根ものを蒔く際は、
ここで一般的な農法ならば、
ちゃんと下に伸びるし、
他にもうたさんが、
またまた目からウロコのバラ蒔きも教えてもらいました。
そして、
なんて簡単で楽しいのでしょう。
草の勢いが少ない、
通常の蒔き方も行いましたが、バラ蒔きは是非やってみたいです!
朋子さんの藍の絞り染め
前日、絞りを施したふんどしパンツなどを藍で染めます。
染料の作り方は、
①ホーロー鍋に乾燥藍100gに水を入れて、
②混ぜて出来たものが染料になります。
温度は35度くらいが望ましい。
バケツに移した染液に、
取り出して空気に触れると、黄緑~
急すぎる展開にびっくりやら、感動らや、
絞りをほどいて水で洗って干して完成です。
デッキに干して並んでいる姿がとても美しい。
タミさんのスパイスクッキング
本日のブランチは三大スパイス(ターメリック、クミン、コリアンダー)を使ったお料理です。
・ゴーヤ(カレーラ)のスパイス焼き
輪切りにした種付きゴーヤに塩とターメリックをまぶしてしばらく
・焼きナス(ベイガンバルタ)のカレー
・オクラ(ビンディサブジ)のカレー
カレーのベースの作り方。
①油にマスタード、クミンシードを入れ加熱する。
②
③香りが立ったら、
④そこに、パウダーのクミン、
⑤刻んだトマト、塩も加え角がなくなるくらい炒めたら、
あとは、
・豆(ダル)のスープ
緑豆のひきわり、水、
・キュウリとトマトのもろみ醤油炒め
切ったキュウリ、トマト、茗荷を炒める。
味付けはお醤油のみ。
同じスパイスなのにいろんな味がするから不思議です。
インド人もスパイスをたくさん揃えているわけではなく、
紡いだ糸を織る
前日に紡いだ糸と朋子さんが染めて紡いで準備してくれた糸を使っ
綿花を育てる→糸にする→染める→布を織る→衣服になる。
これだけのものを、ここまで作るまでに、
今は安く何でも買える時代です。
生活をしている。
商品が出来上がるまでと、
最後にみんなでシェアリング
今回の手仕事は、集中して皆静か・・・
私を含めた他の人の感想で、
今回の講座では、
今回もたくさんの事がみなさんと共有できて、
ありがとうございました。
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