6時朝のヨーガ
歌のようなマントラのようなものを唱えた後 ゆっくりとしたシンプルな動きから始まる。
常に呼吸を意識しながら体を見つめる。
自分の体の痛みを感じそれを見つめることが治癒の発端となるとの
事。
無理なストレッチではなく緊張と弛緩を繰り返すことによって体が
整えられていく。最後の瞑想をしてマントラを唱えて終わる。
気がつけば感じていた腰痛が消えていた。
花粉症がなければ多分もっと集中できただろう。
皆さんぐるぐるとうるさくすみませんでした。
7時 ティータイム
雨のため外での作業が延期になる。
ランチが遅くなるのでアーユルヴェーダのお粥やインドのお菓子を
菊の花のお茶とともにいただく。
ミヤモト民子さん民さんが食養についていろいろなお話をしてくだ
さる。アーモンドを毎朝2-3粒食べると頭が良くなる。
3年番茶を濃く煎じたものに1%
の塩を入れ冷めたもので目や鼻を洗浄すると花粉症が治るなど。
ただし3年ぐらい花粉の飛ばない時期も継続してやらなくてはいけ
ないとのこと。
グループワークによるシステムデザイン
畑作業の代わりにパーマカルチャーのシステムデザインの時間とな
る。
まず鳥のアウトプット糞が果樹のインプット肥料となり果樹ののア
ウトプット腐った実が鶏のインプット 餌になるところから考える。
そしてそれぞれが母屋畑温室とどのような関係にあるかを考えると 持ちつ持たれつのの関係にあることがわかる。
その循環がどのように行われているかを3つのキーワード水エネル
ギー栄養について考察する。
3ー4人のグループに分かれて、自分は栄養を選択、
台所に行きそこにある食材を拝見する。
人様からいただいたもの畑から来た物野原から来たもの柿酢 リンゴ酢 などなど果樹で作られた加工品。 食品庫には自家製の味噌梅干お米お茶がある。
その後外に出て温室で仕込まれていた醤油 これも地域の方と分配する 種バンク 生ごみや草の入ったコンポストを見る。
その後グループで絵を描き発表する。
まずシャンティクティに人や畑から栄養がもたらされ シャンティクティからも、人へ そして排泄物や労働として畑に還元される。
循環されるものは目に見えるものだけでなく人との交流や癒しなど
目に見えないものもある。
種バンクは畑から出てくるものであるけれど、
全国各地から集まってくるものでもありそれが人との交流を促す。
また多種多用の加工品や山野草保存食は人を癒すエネルギーに溢れ
ている そのエネルギー労働として畑に そして人との交流に循環される。
畑を見学しているときに民さんがここには雑草が山のように入って
いるけれども余計なものいらないものは何一つないと言うことをお
っしゃっていた。
多様性がその相違のダイナミズムが豊かさを慈味深さを生むエネル
ギーなのかもしれない。
水のグループでは供給手段として雨水を貯める、井戸水 岩清水 川水 排水の再利用 バイオジオフィルター合併式浄化槽 などがあった。
自然の恵みを人間の知恵や技術によって効率的に循環させれば上下
水道の必然性は低くなる。
またエネルギーのグループはタルタル庵という3畳ほどの小さな庵
が石油や電気のエネルギーを使わずに太陽光 薪 廃油などでエ
する。小田詩世 さん以下詩さん曰く 自然エネルギーはある意味効率が良い
ネルギーが供給されるオフグリッドのシステムを図説
例えば薪ストーブ ひとつをとっても暖が取れる 灰が肥料になる 料理ができる 癒しになる などの色んなアウトプットがある。
また供給源が一つでないということは自然災害や社会情勢の変化に
強い。ここシャンティクティでは天災で断水しても 原発がなくても 戦争が勃発して海外から石油や食料の輸入が途絶えても特に大きな
問題はなさそうである。
最後に歌さんができることから少しずつ始めれば良いとおっしゃっ
ていた。
燃やしたら環境に負担をかける様なものは使わない
廃水が魚を奇形にする様な洗剤は使わない
ティシュではなくハンカチで鼻をかむなど身近なことでできる事は
たくさんありそうだ。
10時 野草クッキング
民さん曰く道草すれば畑はいらない
野原は野草の宝庫である。
無農薬無化学肥料だから安心して食する ことができる
皆で野草を摘みにいきそれを調理して戴く
蕗の葉 唐花草ノビル ヨモギ タンポポ スギナ は天ぷら
そして三つ葉は汁物に ギシギシとツクシは和え物に サンショの葉は木の芽味噌に ヨモギのパンケーキ 菊芋のお好み焼き ノカンゾウの炒め物
フードマイレージは限りなくゼロに近い
それぞれの味香り歯ごたえを感じながら春の味覚を贅沢にいただく
。
かきどうしのハーブティーもなんとも言えない優しい香りがする。
ただ野草はエネルギーが強いので一度にたくさん食べると具合が悪
くなることもあるので他の野菜と一緒に食べた方が良いとの事でし
た。
マンダラガーデンのティピの根元にインゲンとキュウリを植える
インゲンはティピの内側に10センチくらいの円形の草刈りをして
根切りをして平に抑えそこに種をまく
モグラの穴があった場合は足で踏みしめる
詩さんが一粒は鳥に一粒は大地に 一粒は自分にと言いながら丁寧に種を置いていく
そして丁寧に土をかぶせ手の平で抑える。
こうすることで種に土が密着して水分が下から上がって来て発芽率
は2割くらい高まります。
そして細い草をかけてやると保水して朝露を保ち発芽率は1割くら
い高まります。その後水やりはしません。
日本という国は5日に1回風が吹いて10日に1回雨が降る国です
。これを五風十雨 天下泰平の理です。
きゅうりはティピの柱の間に草を刈って5粒ずつまく
一見ただ草を刈って種をまくだけの作業だけれど自分はものすごく
心を込めているとおっしゃっていました!