2018年10月29日月曜日

3日目

3日目(担当:のり)

5:30 大峰高原日の出ツアーに出発
寒さを警戒して出かけるも、緩めの空気・・・そんなに寒くありませんでした。
遠く山々の上には雲が多くて日の出を見ることはできず。七色かえでを見に移動。
大かえでの紅葉は少し始まっており、周囲の小かえでの紅色がかわいらしかったです。
しばらく散策。

6:30 成就院にて座禅
本堂にて、ご住職より座禅の時の座布の使い方、足の組み方、姿勢などの説明を受け、それぞれ壁に向かって30分の座禅。
途中10分間、ご住職が周るので肩を警策(きょうさく)でパシッとしてもらう人は、手を合わせて意思を伝えます。
左肩は仏様、右肩は自分なので右肩に受ける。
座ってまもなく、私はこの日のレポーターであることを思い出し、どうやってまとめるか考え始めた!
考えが浮かんだらそれ以上追わない!と聞いていたので、追い払うために、右肩にパシッとしてもらいました。
一瞬の痛みに集中すると頭の中の言葉がスッと出ていった感じでした。

場所を移動し、ご住職の話。僧侶修行時の食事で使用する器など一式を広げ、作法を手振り身振り付きでうかがう。
写経・写仏などをそれぞれ選んで行う。一部の興味のある人たちは続けてご住職の話をうかがいました。
袈裟のつくりや使い方、携帯用の小さい袈裟のこと。血脈という系図の移しを開いての説明など。
その後、庭に出て湧き水や銀杏の木、鐘撞堂などのある境内を散策。

9:30 シャンティクティに戻りティータイム
煮リンゴの豆乳ヨーグルトかけ
インドのスナック

10:00 畑作業
収穫はさつまいも & さつまいもの蔓をどっさり!
さつまいもは1~2週間置いておくため、この日は食せず。
蔓はたくさんあったのでブランチでたっぷり食べて、さらに全員がお土産にして持って帰りました。
凡子さん提供のニンニクを植え、ライ麦の種蒔き。

12:00 ブランチ

13:30 ウタさんの講義
①コンポストの作り方

材料:
ミカン箱のような厚みのある段ボール
腐葉土 5㎏
米ぬか 3㎏
水適量

段ボールの底に2日分の新聞紙を敷く。
土と糠を交互に入れて混ぜる。
発酵に必要なので湿り気を確認しながら水を加える。(手でギュッと握って団子になるかならないかくらい??)
ふたはせず布をフワッとかける。底も空気が通るように棒などの上に乗せる。
置いておくと発酵を始め、1日くらいで温度が70度くらいになり湯気が上がってきたら使用できる。
水分量が適当でないと温度が上がらない。多すぎると空気が通らず、少なすぎると発酵が足りない。
夏は日陰に置く。
生ごみはそのまま水分を切らず、糠をまぶして入れる。
好気性なので空気を含ませる。
温度が下がった場合は、廃油を入れる。肉魚のゴミは温度を上げやすい。
貝殻、卵の殻は腐葉土にならない。
柑橘の皮、トウモロコシの芯、玉ねぎの皮も時間がかかりすぎるので適さない。
分解されると量は増えないので、1年間ゴミを入れ続ける。
肥料として畑などに振りまく場合には日常的に使用できる。
栽培用の土として使用する場合には、1年間腐葉土を作った後さらに1年ほど置いて、完全に分解させてから用いる。

②種採りの方法
普段食している野菜は、種がはっきりわかるものとそうでないものがある。
ーわかるものは、完熟した状態のもの:カボチャ、トマト、ピーマンなど。
ーわからないものは未熟なもの:レタス、大根、人参、玉ねぎ、ゴボウなど。
ーその他、種そのものを食すもの:大豆、あずき、いんげんなど。

野菜の性質、生まれた環境などを考慮して、最盛期のものから採取した種を残す。

☆トマトの種の採り方
病気がない株の十分に熟したものを選ぶ。
近親交配を防ぐために数株から採る。
小ビンに種の周囲のゼリー状のものと瓶に入れて「2~3日」発酵させる。
1週間放置すると発酵。水を加えて便を振り、水を流す。
残った種を紙の上に出して2~3日乾かす。
乾燥させるのは晴天の日、保存は低温低湿が最適。

☆カボチャの種
収穫してから、食用の場合は1か月位置く。
種を採る場合は、2か月置く。
種を水に入れ手でワタを取り、水を切る。
紙やネットに乗せて、3日くらい日向で干し、その後陰干しをする。

採取した種は、トマト・なす・ピーマンなどは長命で3~5年もつ。
葉物は3年くらい。
短命の種はニンジン・ネギで、大根は、葉もの(アブラナ科)と同じ3年くらい。

15:30 茹で栗を楽しみながら、終了。

初めての2泊3日。内容も盛りだくさんで、最後は大急ぎでした!
私は延泊で自宅に戻ったのは2日後でしたが、さつま芋の蔓はまったく問題なく、美味しくいただきました(^^)v

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