2017年5月15日月曜日

5月のレポート

5月13-14日のここちよい暮らしは、ヨーガとアーユルヴェーダでした。
写真はこちらからどうぞ
1日目レポート by あやちゃん

5月13日(土)
13:30 受付~オリエンテーション
それぞれの、この一ヶ月間の近況報告をシェア。
自分で畑を始めた人、特に大きな変化はなかった人、
人それぞれ。

14:00 アーユルヴェーダ1   アーユルヴェーダとは〜自分知る たみこさん
ヴェーダは、神からの天啓を受けた「リシ」たちによる「天啓聖典」。
(神様の考えたこと→普遍  人の考えたこと→無常)
アーユルヴェーダは、人間は自然の一部ではなく自然そのもの、という考え方。

人類が狩猟やきのみの採取で生きていた頃は、食べられない時期の方が長かった。
ちゃんと食べられるようになったのは1万年前くらいから。
そして、8000年前くらいから、糖尿病、肥満、高血圧などの病気が始まった。
(未消化物が貯まるようになった。)

全てのものが支え合わないと、私たちはいない。
全てのものが支えあって、私たちがここに存在する。
ということを、アーユルヴェーダは伝えたい。
だから、あなたの存在はあなただけで完結しているわけではない。
私たちは「同じもの」でできている。私たちは「私以外のもの」でできている。
全てのものが、何一つ違わない。外見で区別しているだけ。

私たちはなんなんだ、生って何?と考えた時、最も根源的なものがわかると、
信じるものを得られる。自分の大切な位置が見えてくる。
「わたしたちはそれ」なんだから、自分以外の何かになる必要は、全くない。
あなたはもうそれで十分。
でも、何か不安になる時、物事がうまくいかない時、人と比べてしまったりする。
でも、そんなことを思う必要は全くない。
一人一人がこの宇宙を支える菩薩なのだから。
全ての人が同じことをやっていたら、この宇宙、世界は回らない。
大地、水、土、種、人(菩薩)、虫、木々、草、細菌・・・。
全てがないと、私たちはここに存在していない、ということだけわかっていれば十分。
これで、アーユルヴェーダ的にバランスのとれた状態になる。
心のバランスが取れれば、体も自然にバランスが取れる。

私たちは自分の中で勝手に定義を作ってしまう。「〜べき。」「人にどう思われるか、恥ずかしい。」
でも、そんなものは本当は、ない。
大切なことは、相手を思いやること。それは「愛」
「愛」たるたる教 永遠なる世界 ↔︎ 「愛着」(執着、とらわれ、不自由さ)もあもあ教 小さい世界
心地よく生きるには、周りを愛で満たしてあげること。

つまり・・・。
・全てのものがないと、私たちはここに存在しない。
・私は私でいい。
・違うみんながいて、宇宙が成り立っている。
というのが、アーユルヴェーダの本質で、ドーシャも関係なく、
みんなが思いやりあえればもうそれでいいんだ!
という、まさかのアーユルヴェーダ不要論に行きそうになる寸前で軌道修正

「5大元素」「3つのドーシャ」の説明は、テキストを参照してくださいね。
「アーユルヴェーダにおける時間の流れ」テキストに書いてないけど覚えておきたいこと。

元々持っているものと反対のものをくっつけると、バランスが取れる。(乾燥する秋は、実りの秋。)
自然界はうまくできていて、寄り添って調和していけばバランスが取れる。
自然界の中に答えは全て入っている。
自然界のありようから遠ざかるほど、自分たちの体には負担になっていく。

1日の流れは、宇宙の真理に沿ったもの。自然に生きていたら、本当はこうなるはず、ということ。
寝る時間に関わらず、朝は必ず同じ時間に起きることが大事。体内時計が狂わないように。
このように生活することが良いとわかっていてもできない時はどうするか?
→まずは、そういう自分を否定しない。→なぜそうなるのか、原因を考える。→対処する。
原因は、大概自分の心が作り出している。
全てのことは必要があって起きているので受け入れる。

全て全自動で、神様仏様にお任せすれば良い!!


ここで、最初の講義はおしまい。


16:30 お風呂タイム  
とっても気持ちの良いお風呂でした〜。
お風呂に行かなかったお二人は、お手伝い(と書いて「味見」と読む?)。

18:00 夕食
・ごはん
・春雨の炒め物(チャプチェ)
・豆もやしと人参とほうれん草のビビンバ 
(ラー油、甘酒入りの、お味噌ベースのソースが美味。)
 人参が甘くて、ハチくんが一緒に外に出されても翌朝まで離れなかったくらい・・・。
・スープ (お味噌汁かなと思ったけど、味付けはお味噌とお塩だそうです。
・としちゃんがもってきてくれたさやえんどう。(スナップエンドウ?)
   噛むといい音がしました。甘くて美味しかった。としちゃんありがとう!
19:30 グループワーク スパイスのお茶作り
はじめにたみこさんから今あるスパイスについて、効能その他説明を受け、
実際に回してもらって、匂いなど嗅いでみました。

それから3つの班に分かれてスパイスを選び、その場でたみこさんに煮出してお茶にしてもらいました。
全員で3種類味見。
(自分の班以外の班のスパイスをメモしておくのを忘れました。どなたか教えてくださ〜い!)
「最初の班のお茶」 クミン コリアンダー シナモン フェンネル 消化を助ける甘いお茶、のイメージで。

実際甘くて飲みやすかったです。
「二つ目の班のお茶」 
黒胡椒が辛かったけれど、後からぽかぽかあったかくなってきました。
「三つ目の班のお茶」 
カレー風味で美味しいスープのようなお味でした。

生の生姜は体を温めませんよ〜、体に溜まった熱を出すんですよ〜、とか、
たりないドーシャを上げるより、一番高いドーシャを下げるようなスパイスを選ぶといいですよ、とか、
はちみつは元々体を温めるけど、加熱すると体に負担ですよ〜、とか、
一物全体食なら副作用はありませんよ、とか、
断食はいいよ〜、などなど、やはりここでも、レジメ外の数々の智慧が伝授されました。

21:30 就寝 
予定より少し早く解散となりました。
そのぶんみなさんゆっくり休めたのではないでしょうか。
ちなみに私の202号室では、インド占星術のお話や、マーニーの進路について、
二人で小一時間、盛り上がってしまいました。
自分の息子と同い年のマーニーちゃん。
自分の将来に真剣に向き合っている姿が眩しくて素敵でした。
こうして色々な世代の方とじっくりお話ができるご縁に感謝です。

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